トチナイソウ
学名
Androsace lehmanniana
サクラソウ科
アジア北東部、東アジア、アラスカなどに広く分布するが、日本では北海道北〜中部の一部、本州の早池峰山だけに分布が限られる非常にまれな多年草。乾いた岩地に生え、6〜7月頃、茎のてっぺんに白い花を数個咲かせる。全体的に白いやわらかな毛がびっしりと生えている。和名は、千島ではじめて採集した北海道庁の技手、栃内(とちない)壬五郎を記念して名づけられたもの。はじめ千島で見つかったので別名チシマコザクラともいう。
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画像提供: 滝田謙譲