ヤブコウジ
学名
Ardisia japonica
ヤブコウジ科
北海道の奥尻島、留萌、空知、本州〜九州、朝鮮、中国、台湾に分布する。雑木林の中に生える高さ10-15cmの常緑の低木で、7〜8月頃、葉の付け根に紅色〜白色の小さな花を咲かせる。晩秋には鮮やかな紅色の実をつけ、正月に「松竹梅」や「福寿草」とともに飾り物として使われる。和名は「藪(やぶ)に生える柑子(ミカン類)」の意味で、生息場所と果実の形が柑橘類に似ていることから名づけられた。
[ 画像1 ]
画像提供: 野坂志朗
[ 分布図 ]
[ 画像2なし ]