北海道の日高地方アポイ岳、日高山系、後志地方太平山、礼文島、網走、ユーラシアに分布する。高山や海岸の岩地、砂礫地に生える高さ8〜20pの多年草で、全体にやわらかな毛がたくさん生えている。筒形をしたがくが特徴的で、7〜8月、その先に白、ときには薄いピンク色の花を咲かせる。和名の「樺太マンテマ」は、「樺太に生えるマンテマ(ナデシコ科)」という意味。「マンテマ」は、ヨーロッパ原産の帰化植物で、名前は渡ってきた当時の呼び名のマンテマンが略されたもの。
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画像提供:
滝田謙譲
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