ハイネズ
学名  Juniperus conferta    ヒノキ科
植物砂地希少種
北海道北・南西・東部の一部、本州、九州、サハリンに分布する。海岸の砂地などに生える常緑の低木で、幹が四方に枝分かれしてマットのように地面に広がる。葉は針金のように細くとがり、触ると痛い。5月に花を咲かせた後、白く粉をふいた黒紫色の実をつける。和名の「這(はい)ネズ」は、「地面をはうネズ」のことで、「ネズ」は、「ねずみさし」の略。これはとがった葉がネズミを刺し、よく防ぐことから名づけられたもの。

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画像提供: 野坂志朗
[ 分布図 ]
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