学名  Asplenium ruta-muraria    チャセンシダ科

北海道の後志地方大平山、夕張山系崕山・芦別岳、本州、四国、九州、北半球に分布する。石灰岩の岩の隙間などにまれに生える小さな常緑性のシダ。厚くてやや硬い葉の裏には胞子嚢（ほうしのう）がびっしりと付いて、熟すと一面茶色になる。和名の「銀杏羊歯（いちょうしだ）」は、葉の形をイチョウの葉に見立てたもの。

[ 画像1 ] 画像提供： 野坂志朗		[ 分布図 ]
[ 画像2 ] 画像提供： 滝田謙譲