ヤシャゼンマイ
学名
Osmunda lancea
ゼンマイ科
北海道の胆振、日高、本州、四国、九州に分布する日本固有種。水辺の岩上や、水しぶきがかかる岩壁に生える夏緑性のシダで、栄養をつくるための栄養葉と胞子をつくるための胞子葉の2種類の葉を持っている。早春、地面から伸びる淡い褐色の綿毛をかぶった胞子葉がゼンマイに似ている。和名は、ゼンマイよりもやせているため「ヤセゼンマイ」とつけられたのがなまったという説と、ゼンマイの「やしゃご」という意味でつけられたという説がある。
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画像提供: 野坂志朗
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