コスギラン
学名
Lycopodium selago
ヒカゲノカズラ科
北海道、本州中部以北、九州の屋久島に分布する日本固有種。高山地帯や高層湿原に生える常緑の小さなシダで、岩場に生えるものは高さ5cmくらいにしかならない。針金のように細い茎には、小さな細かい葉がたくさん生えていて、硬くて丈夫。葉の付け根には、胞子嚢(ほうしのう)が1個つく。メキシコでは駆虫剤として利用されている。和名の「小杉蘭」は、全体が小さいため名づけられた。
[ 画像1なし ]
[ 分布図 ]
[ 画像2 ]
画像提供: 滝田謙譲