チシマヒカゲノカズラ
学名
Lycopodium alpinum
ヒカゲノカズラ科
北海道の夕張山系、後志、日高、本州中部、千島、サハリン、中国東北部、朝鮮北部に分布する。高山の草原や岩礫地に生える常緑性のシダで、針金のように細長い茎には、小さな葉がびっしりとついている。タカネヒゲノカズラによく似ているが、葉が枝に4列につくところで見分けることができる。和名の「千島日陰蔓(ちしまひかげのかずら)」は、千島に自生する、日陰に生える蔓という意味。
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[ 分布図 ]
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画像提供: 滝田謙譲