ムラサキミミカキグサ
学名  Utricularia uliginosa    タヌキモ科
植物湿地絶滅危急種
北海道〜九州、南アジア、オーストラリア、ニューカレドニアに分布する。湿地の泥の中に生える食虫植物で、地下にある捕虫嚢(ほちゅうのう)と呼ばれる部分で虫を捕らえて栄養にしている。8〜9月に水中から茎を伸ばし、その先に藍紫色の小さな花を咲かせる。その形が耳掻きに似ていることから、「紫耳掻草」という名前がつけられた。

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画像提供: 滝田謙譲