サジバモウセンゴケ
学名  Drosera x obovata    モウセンゴケ科
植物湿地絶滅危惧種
北海道の宗谷、上川、留萌、本州の尾瀬、朝鮮半島、ヨーロッパの山地の湿原にまれに生える多年生の食虫植物。モウセンゴケとナガバノモウセンゴケの交雑種で、葉は両種の中間の形をしており、それがさじに似ていることから「匙葉毛氈苔(さじばもうせんごけ)」の名前がつけられた。葉の表面にはネバネバした赤い毛がたくさん生えていて、そこにくっつく小さな虫を栄養にしている。

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画像提供: 佐直達夫
[ 分布図 ]
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