学名  Minuartia arctica    ナデシコ科

日本では北海道の日高山系、大雪山系、利尻島、礼文島、知床半島にのみ分布する。国外ではサハリン、アリューシャンなど。高山の岩礫地に生える高さ3〜７cmの小さな多年草で、白色の花を普通１個つける。和名の「蝦夷高嶺爪草」は、北海道の高山に生え、葉の形が鳥の爪に似ているため名づけられた。

[ 画像1 ] 画像提供： 野坂志朗		[ 分布図なし ]
[ 画像2 ] 画像提供： 滝田謙譲